多層グラフェンシート

ナノカーボン類

ナノカーボン類はグラフェンの変化形とも言えます。

多層グラフェン

この中で工業的に活用可能なのはグラファイトのみです。

しかし、グラファイト単体では形状が限定的で柔軟性もなく、かつ、熱伝導率等の物性もそれほど優れてはいません。

そこで我々が着目したのはピッチ系炭素繊維です。ピッチ系炭素繊維は優れた熱伝導性を持つため、航空宇宙分野で活用されています。

このピッチ系炭素繊維を平面上にすることにより、熱伝導性をあげることができるのではないかという発想から、多層グラフェンシートが生まれました。

多層グラフェンシートはダイヤモンドを超える熱伝導性(2000W/m・K以上)を持ち、かつ、柔軟で、種々の基板に貼り付けることが出来ます。

また、広帯域の電磁シールド性も保持しているため、レーダー波のノイズ消去等にも活用できます。